スピリチュアルな不思議な話【体験談】

2024年5月27日


この世には、信じるかどうかに関わらず、理屈では解明できないことが存在します。

私もこれまでの人生で、そういった不思議な出来事に何度か遭遇したことがあります。

例えば、まだパリに住んでいた頃のことです。何年も会っていなかったある人のことを、ふと突然思い出したのです。その人は日本に住んでいて、私がパリにいることなど知る由もありません。思い出してから5分も経たないうちに、何とその人が目の前を歩いてくるではありませんか!驚きのあまり、その場に立ち尽くしてしまいました。偶然とは思えないほどのタイミングに、まるで運命を感じずにはいられませんでした。

その後、再会を喜び合い、カフェで何時間もおしゃべりを楽しんだのは言うまでもありません。ただ、なぜあの時、急に彼女のことを考えたのか、そして日本ではなくフランスで再会したのです!その理由は未だに分かりません。本当に不思議な出来事でした。しかしこれは大いなる上からの力だとしかは考えられないと思います。

この話は序章に過ぎず、実はもっと信じられない体験が他にもあるのです。

そのお友達の名前をここでは花子ちゃんとしておきましょう。

彼女とは私が小学校の高学年の頃からの付き合いなのですが、お互い家族との面識もあって私が遠く離れてからも半年か1年に1回ぐらいの間隔で私は彼女にフランスから電話をして近況報告しながらおしゃべりしていたのです。ある年にわたしは忙しく連絡できず、10ヶ月位たった頃に連絡をしました。


その時、彼女は彼女の母親が7ヶ月も前に亡くなったことを私に告げました。驚きました。「なぜもっと早く言ってくれなかったの?」と尋ねると、「気を遣わせると思って言わなかった」と彼女は答えました。私は驚きながらも電話を切り、すぐに私の母に彼女の母親が亡くなったことを伝えました。母も驚いていました。




その後

何日経ったのか、その日だったのかはもう覚えていませんが、ある日、彼女の母親が私の枕元に立ちました。 花子ちゃんのお母様は、黒髪を美しく結い、茶色い着物を着ていました。そして「うちの花子をよろしく」とそう言って消えてしまいました。その姿は今でも鮮明に覚えています。翌日すぐに花子ちゃんに電話をかけ、夢のことを話しました。彼女はびっくりして総毛だったと私に告げ「もちろん着物を着せて送ったけれど、どんな着物をきせたかは覚えていない」と言っていました。無我夢中で用意したので覚えていないのも無理はありません。

何年かして日本に帰国した際、再びその話をしたのですが、そしてそれからさらに数年後、彼女に会いに行った時のことです。彼女は「最近やっと母のタンスや洋服の整理をしていた時に、茶色の着物がなくなっていることに気づいた」と私に言いました。母親に着せたのだと確信したそうです。

時が経つにつれ、彼女は「実は母の着物ではなく、急いで自分の着物を着せた」と言い、その茶色の着物がなくなっていたことを確認したのです。私は再び驚きました。夢に出てきた茶色の着物を着た彼女の母親が、あの世から私に会いに来たのです。残した一人娘が心配だったんだと思います。

不思議ですね。

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