「海外生活のストレス」: フランスでのメンタルサバイバル

2024年5月1日

パリのエッフェル塔とセーヌ川の画像

先日ある20代の女の子と話す機会があって、彼女は海外で生活をしたいとのこと....海外での生活は多くの人たちの憧れかもしれない。異国での日本とは全く別の文化、言語に触れ、生活スタイルを楽しむこと。そして外国人のお友達との出会いや恋愛など考えたらキリがない。それに日本とは全く風景や景観に囲まれた地の旅行など。魅力的なことばかり!

一方で予想外のことが起きた時の対処や考え方や教育の違いでうつ病などのメンタルへの影響。海外生活にはリスクも伴う。

そんな時どのように対処して困難に立ち向かい最適な選択をするか....

「30年のフランス生活から学んだ海外生活のストレスに打ち勝つメンタル術」

最初に自分の健康、金銭管理はしっかりとすること。

外国にきたら日本ではないので曖昧な答えはせずにYES, NOははっきりと。

そして自分が悪くない時は謝らないこと。

愛想笑いもNG!

下手でもいいからその国の言葉は覚える事その国の法律も知っておく事

最終的には自分を守るためなのです!




海外生活のストレス:言語の言葉の壁をのり越える

もし仮にあなたが英語なりフランス語でも学校で良い成績をとっていても、いざ現地に入ると”えっ” 何言ってるかわからない!現地の人々のコミュニュケーションにおいて言葉の壁がまず大きなストレスとなる事があります。相手が短気な人でなく優しい人であれば繰り返し説明してくれるけど全ての人はそうではない。また、医療機関での対応が困難になることがあります。

語学学校や市役所が開催している会話クラスなど積極的に参加する。現地の言葉を学ぶことで、ストレスを軽減することができます。

文化やモラルの違いに対応する。仕事や食事のスタイルも。

このような時は自分の文化に固執せずに、現地の人に聞きながら理解を深めましょう。時々、いったいこれは何なの!という事もあったけど私は現地の人々との交流や行事に積極的に参加していきました。

フランスの地方都市でピンクの傘が空に浮かんでいる画像

海外生活のストレスと孤独感

友人や家族から離れた環境での生活は、孤独感を抱くことがあります。特に新しい友人を作ることが難しい場合は、現地のコミュニティやクラブに参加するなど、積極的に交流の場を作ることが大切です。

自分を大切に!

ポイント

どうしようもない時はひとりで悩まずサポートを求めましょう!現地の友人や日本の大使館、日本人会など、頼れる人や組織が存在します。困ったことがある場合は、遠慮せずに相談してみましょう。現地には日本の精神科もいます。精神科にいくことを恥ずかしく思わない事

大人の年齢であれば恋愛や結婚に憧れるのは当たり前の事である。まして外国にいればひとりよりパートナーがいた方が人生は楽しい!

ただ、相手が金髪だとか目がブルーやグリーンを見て外見だけでなびかないで!

相手がどんな人間かわからず、ただ優しいからと簡単に信用しない。

恋人たちが海を歩いている画像

ちょっとお下品だけど私は娘に『目を開き足は閉じなさい!』といったら嫌な目で睨まれてしまったけど(笑)...... 相手の人間性、どんな考え方をもっているか。そして30代以上であれば人生、仕事に関してどんな道を歩んでいるかなども見極めてから。

海外生活でストレスや後悔しない生き方

もし結婚という形をとるのであれば、頭がハートでも冷静にまずその国の法律を少し知ってほしい。人生何が起こるかわからないから。特に金銭的なことは相手に任せっきりにせずによく知っておく事。フランスでは『contra de mariage』結婚契約書というものがある。全ての日仏カップルは交わしてはいないが私はお勧めする。

30年もフランスに住んでいれば日本人のいや日仏カップルの問題を先輩方から聞いたり、ヨーロッパを拠点とする日本語情報メディア「ニュースダイジェスト」の相談コーナーでも目にしてきた。私から今、若い方に言いたい事は、夫のなる人が経済的に余裕があってもあなたは仕事をやめない事! ある記事で、3人のお子さんを持つ日本人女性がそうした轍を踏んでしまった例を目にしました。夫に別の女性ができてしまい、自身に収入がない為に子どもたちと一緒に暮らすことができなくなってしまったのです。おそらくこの女性は、自分から弁護士に相談するなどの対処をしていなかったのかもしれません。フランス人夫のいいがままだったのかもしれない。

夫に浮気されたのであれば、しっかりと戦う必要があったはずです。(この記事は10年位上前)

また家を購入の際にもよく見てからサインを! 

情や愛あっても、時には冷静に状況を見極め、しっかりと自分の権利を主張する必要があります。これからの人生をより良いものにするためにも、自立と自己主張の大切さを忘れずにいてほしいと思います。(外国では必要です。)

長くなりましたが、結婚後も子供ができても仕事を続けることが望ましいです(フランスではサポートもあります)。もしかしたら、あなたの方が相手に嫌気がさす可能性もあるし、相手に恋人ができる可能性もあります。結婚の際に誰も将来、離婚を考える人はいないはずです。

でも人の心は変わるものです。将来起こる可能性のあることに備え、動揺しないように準備をしておくことが大切です。

私は二人の子供がいても仕事を続け、『contra de mariage』(結婚契約書)も作成しました。前夫も経済的には余裕がありましたが、フランスでは税金が高く、バカンスや子供の教育費などの出費も多いです。カップルが仕事をしていても、そのためのベビーシッターや、日本では贅沢とされるかもしれませんが、ポルトガル人の掃除婦も定期的に雇っていました。これらはアイツ(前夫)のおかげです。それに関しては感謝しています。しかし私はある時から彼とずっと一緒にいたいと思わなくなりました。

どんな結果を選んでもあなたが困らず幸せになるように生きてほしい!

友人たちとデイナーの画像

ここまで偉そうに言ってきましたけど、嫌な思いもいっぱい経験しました!

だからこそわかるのです。

日本人は海外からも礼儀正しい云々....と評価されますが礼儀、マナーはどこの国でも続けたい習慣だけどその他のことは外国では日本でいるようには行動しない方が良いと思う。危険だし利用されるから。

そんな中でも現地人の友人、私はフラン人の友人や会社の同僚に助けられたり、助けたり、最終的にはただの人間なのです。悩みがあったらお互い話し、食事をして、ワインを飲んで、踊り狂って人生を楽しみましょう!

また日本人同士の友人も海外では必要です!

後悔しないように自分が望む生き方をしましょう!

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